前回「ヒーリングプラネタリウム」のことを書いていると、以前によく行った大阪市立科学博物館のことを思い出したのでぜひ紹介したいと思いました。
ここの博物館は他とは違います!
関西系のノリのプラネタリウム
ここは結構大きいの博物館なので、小学生のお子様と一緒だと半日遊べます。
そしてここのお勧めは「プラネタリウム」です。
当時の説明だと、世界で5番目めの大きなドームだということで確かに迫力はありましたね。
今風の凝った演出ではなく、きちんと季節ごとに夜空の学習ができるプラネタリウムなのですが、何が面白いのかというと・・・
今までプラネタリウムの映像とアナウンスは全部録音されたものだと思っていました。
時間になればそれを流している・・・と。
でもこの科学博物館は毎回LIVEなのです。
説明をする方が、その都度夜空の画像に合わせて解説をされているのです。
男性の良い声で。
なぜそれが分かったかというと、ある年の夏休みに息子を連れてプラネタリウムに入ったのですが夏休みということもあり、子供が多くて少し騒がしかったのです。
静かであってほしい館内なのに子供の話声とか聞こえてきてとても邪魔でした。
そんなときに・・・
アナウンスの説明
「七夕の時期、織姫と彦星が1年に1回だけ天の川をこえて会えるという伝説で有名ですが・・・・・br>そこの騒いでいる小学生たち!!
静かにしなさい!
周りの人の迷惑になります!
・・・・」
と、解説の途中でいきなり小学生をしかりつけるセリフ!!
僕だけでなく、その場にいた人は驚いたと思います。
実際に声を出して解説していたんだ・・・、という発見。
そして、迷惑な子供たちをきちんと叱った勇気ある一言。
プラネタリウムに対する思いが感じられた気がしましたね。
そのあとは何事もなかったかのように星の解説を続けられていました。
そして面白いのは、その生の解説です。
例えば
夏の星座として代表的なのがこの「さそり座」です。
その一番輝いている真っ赤な星がこれ「アンタレス」です。
この星を見つけたのは誰でしょう。
あなたです。
あんたです。
あんタレス・・・(*^-^*)
声だけ聴くと、とても真面目なアナウンサー張りで、そしてプラネタリウムの解説でそんなダジャレ言うか!?
館内の大人たちは、そのギャップに笑いたかったはずです。でも、場の雰囲気的に笑ってはいけないのでは、という遠慮があってクスクス程度でしたが、内心は爆笑だったはずです。
また、北斗七星の説明では
「北斗七星はおおぐま座の一部で、熊の腰からしっぽに当たる部分です。
アルコルと呼ばれる星は、北斗七星のしっぽの先から二番目の二等星ですべての人が見えるわけではありません。
北斗の拳では、「死兆星」と呼ばれその云われは・・・」
と続きます。
北斗の拳って・・(^^♪
男はたいていわかりますが、死兆星の説明しても女性は知らんでしょ。
いや、笑える。
これはほんの数例で、もっといろんなパターンがあります。
お堅いプラネタリウムらしくないプラネタリウムの説明でした。
僕だけではなく、それが聞きたくて通っていた方も多かったと思います。
こんなノリ、関西人好きだから。
この記事を書くのにもう一度大阪市立科学博物館のHPを見ましたら、2019年にプラネタリウムを大きくリニューアルしたとありました。
思うに、ひょっとすると僕が聞いたあの愉快な解説の方はもういらっしゃらないかもしれませんね。
基本路線を忠実に守る「語り」になっているかも、です。
または関西系のノリとツッコミの解説がよりパワーアップしているか・・・ですね。
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