先日、お二人の女性が入ってこられました。
明るい性格のようで、石を見ながらワイワイとはしゃいでおられました。
河野「何かご希望の石がございますか?」と声をかけてみると
女性「新しく車を買ったので、車の中に入れておく水晶を作りたいの」
ウチでもしているのですが、ギアを変えるシフトノブに、水晶の玉を輪にしてそれをはめておくのです。
御守りとしての効果があります。
そのお客様もそれを作ってほしいようでした。
河野「御守りの意味ですから、単純な丸玉を合わせたものでよろしいですよね」
女性「・・・ええっと・・でも何か入れたいな・・」
河野「はい」
女性「安全の御守りとして、以前にも作って車に入れておいたのだけど、すぐに切れるのよ。娘も自分で作って追いていたのだけどすぐに切れてしまって・・・」
これは霊的な話になるのかな・・・・と思いきや・・・
女性「だいたい、あの人(だんな様)はいつも女を車に乗せてるのが原因なのはわかっているのよ」
河野「は・・・はい」
女性「ほんとしょっちゅう乗せているようだから!」
返答に困りました。
「お仕事上、どうしてもそのようになる場合もあるのでしょうかね?」とあたりさわりのない返答をすると「あんたは何がわかってんねん!!」と返されさうです。
正直に「うらやましいですねー」などと言おうものなら「お前もか!!」て怒りの矛先がこちらに来そうですし、「だんな様、よくおモテになられるのですねー」と言っても褒め言葉にもならず、ただ「そうなのですね・・」というしかありません。
女性「だから、そのあたりも解決してくれる石はないの!強烈な魔除けのような!」河野「そのあたり、ですか・・・」
すぐに思いついた石はありました。
ローマの兵士が戦いの遠征に出かけているときに妻に持たせた貞操の石、ガーネットをはじめ、いくつか思いつきました。
とりあえずそれらを水晶の輪の中に入れておくという話に進んだのです。
組み合わせる時、なんとなく女性の心の揺らぎを感じたのです。
なんとなく・・・
河野「あの・・この石はいかがでしょうか」
オレンジ色のサードニクスをお勧めしました。
石はメノウですが、綺麗にストライブの模様が入っているものをサードニクス(サードオニックス)と言います。
※余談ですが、このサードニクスを赤天眼石と呼んだりもしますが、ストライプの入り方が違うので厳密には天眼石ではありません。
【サード二クス】
西洋でも東洋でも、清純、貞節、乙女のシンボルともされているようで、乙女は悪い異性から身を守り、正しい相手との幸福な結婚を約束してくれると言われています。
また、持つ者の内面に作用し若さと美しさを引き出し保つ力があると云わたり、友愛と信頼関係を強くし、幸福な結婚と夫婦のお守りとしての効果を発揮し『ペリドット』と同様に夫婦和合の石ともいわれます。その他にも、その力は自分にだけではなく周囲にも幸福をもたらしてくれると云われ、家族を病魔から守ってくれる力もあるそうです。
一言で言えば「夫婦和合の石」なのです。
僕は、石を詳しく紹介をさせていただきますが、お客様に「これを持ったほうがいいですよ」とは言いません。
良いか悪いか、実際のところ他人では分かりませんから。ご本人が直感で選ばれるのが良いのです。
河野「どういたしましょうか?どちらを組まれても効果は出ると思いますけど。」
女性は少し考えていました。女性「・・・じゃ・・・これ」
手に取られたのはオレンジ色のサードニクスでした。
女性「あ、二つ入れて」
増やすんや・・・
何かを排除するより、繋がりを深めるほうが強いことはあると思います。
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