子供のころ、コーヒーのCMで「ニューヨークの朝はネスカフェで始まる」というのがありました。
この夏、僕は「鳥の鳴き声で朝が始まる」です。
毎日が寝不足
今年の夏は異常に暑いですよね。
出勤の朝の時間でも30度くらいになっていて、皆さん結構疲れておられる気がします。
実はそんな暑さと年のせいもあり、朝の4時から6時には必ず1度は目が覚めるようになったのです。
肌寒い季節の時はそこからひと眠りできたのですが、この季節、ある鳥の声で起こされます。
朝の4時30分になると、僕が寝ている部屋のまん前から「キー、キキキキキキキキキキ!!」と鳴き始めます。
そう、4時30分きっかりです。
僕の部屋の前はマンションの中庭になっていて、結構大きな木々が並んでいるのです。
僕の部屋の前の木が居心地がよいのでしょうか、なぜかその場所からその日一発目の「キー、キキキキキキキキキキ!!」が始まるのです。
うるさい・・・・
しかし不思議なのですが、そこから「キー、キキキキキキキキキキ!!」をワンフレーズとして、隣の木へ移ります。
そして「キー、キキキキキキキキキキ」と鳴き、また隣の木で鳴く・・・を続けてゆくのです。
初めはうるさいと思っていた鳴き声が、徐々に・・・そう、徐々に遠ざかって行くのです。
でも、何で1本1本丁寧に飛び移って鳴くのでしょうか。
まとめて5-6本先に飛び移れよ!
鳥の姿は見たことがありませんから、何の鳥かわかりません。
しかし他にも同じ鳥がいるのならともかく、そのような「キキキ」と鳴く鳥は1匹だけですから「なわばり」関係とも思えないのです。
まるで、「おおーい朝だよ~」と言い回っているようなのです。
そしてうつらうつらとし始めた朝の5時。
目覚ましをかけたかのように正確な時間で、一斉にセミが鳴きだします。
セミの大合唱です。
しかし、ここで面白い現象に気が付いたのです。
セミは個々で生活していると思っていましたが、何らかのグループがあるようです。
5時にセミが鳴き始めると、きちんと5分で終わります。
そして1分ほどの休憩があってまた鳴き始めるのですが、それは別のグループなのです。
なぜそれが分かるのかというと、「鳴き声が微妙に違う」からなのです。
意識して聞いてなければすべて「ミーン、ミーン、ミーン」ですが、わずかにイントネーションが違うのです。
僕も今まで気が付きませんでしたが、この鳴き声たちに無理やり朝起こされて、神経を集中させられて初めて分かったことです。
そしてセミのそれぞれの集団はまとまって別々にいるようで、聞こえてくる鳴き声の合唱も、それぞれに距離感を感じます。
でもなぜなのでしょう・・・
昼間はそれぞれが個々で勝手に鳴いているのに、朝、初めての鳴き方の時はグループごとに「順番」に発生練習をしているようです。
あるグルーブが鳴いていると、他のグループは絶対に邪魔することなく静かに自分たちの順番を待っているのです。
それもかっきり5分間。
なんなん?このルール!
この謎、解いてみたい!!
絶対に何かの規則性があるから!
こんなことを考えているとますます目がさえてきて、ほんと寝不足の毎日で仕事中がつらい・・・”(-“”-)”
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