INORI広場 Blog


節分の時期になるといつも思い出されるのが、鬼のお話です。
僕も今までいろいろな怪現象のお話はよくお聞きしますが、この鬼の話は驚きでした。

あれは5年くらい前のことです・・・

「僕の家、鬼が来るんです・・・信じてくれますか」

知り合いの中学生の男子がこう言いました。
その中学生との関係は長くなるので省略しますね。

受験の相談をされていた時に、その子が思いつめたような表情で話をしてくれたのです。2月3日になると、本当に鬼が家に来るのだ・・と。

僕はすぐに答えました。「2月3日ねぇ・・・それは、自治会の方がお面か何かをつけて家々をまわるんだろ?」
中学生「お面なんかつけていません。(>_<)」
僕「あ、それなら直接ぺインティングかぁ~」

中学生「・・・・」

このあたりまでは、僕は正直言うと面白半分に答えていました。だって、2月3日に毎年やって来る鬼、って普通はこのように考えるでしょう?
中学生「河野さん!僕は中学生や!何で人が化けている『鬼』が怖いんですか!僕が言っているのは本当の鬼の話です!」

どうやら、何か・・・本当に何かあるようだ・・・だから、僕は真面目に聞いてみる事にしました。

彼によると、2月3日に毎年来る鬼は何者か分からない。鬼が来る前は、突然家中の電気が、バチッ、と消えブレイカーも落ちるそうです。
そして鬼が現れる・・・・この現象に毎年家族がおびえている、というのです。



鬼の身長は2メートルほどで、抱えられてふりまわされて暴れまくるそうです。
その間、彼はずっと「ごめんなさい、ごめんなさい」と言い続けているようです。
今年は、自衛のために思いきって短い刀(正確には長いめの大型ナイフ)を買ったと言うのです。
ここまで聞かされると、ただ事ではないと思い、詳しく話を聞いてみる事にしました。

鬼が現れるようになったのは、お父さんが子供の頃からだと言うからずっと昔からのようです。そして家族も、もう、あきらめ気味だと言うのです。
彼が小学生の頃、本当に「鬼」なんだ、と言うので心配した親戚のおじさんが「じゃ、その2月3日に行ってやる」、と言い実際に来たそうです。

僕「で、どうなった?」

中学生「それが・・・階段から落とされて大怪我をしました。」

僕「じ・・じゃ!、今度は俺が行ってやる(-_-;)」

この話を全て信じたわけじゃありません。
でも、彼の言う鬼の正体が何なのか知りたい、という気持ちが収まらなくなりました。分かっている事は、彼が真剣に何かを伝えたがっていると言うことです。
鬼の姿をした自爆霊なのか、自治会の悪酔いしたパフォーマンスなのか見極めてやろうと思いました。でも、彼が言います。

「河野さん、どうなっても知らないよ・・・一応言っておくけど、豆を投げつけたくらいではびくともしないからね」
早速、鬼退治用の豆を大量に買い込んでおかなくては・・と思っていた僕は固まってしまいました。(-_-;)

その当時は僕も無知で興味本位の方が大きかったのですが、結局は行きませんでした。霊能者の方などからきつく止めらたからです。
「河野さんは何も知らないようですが、鬼はいます・・その世界に首を突っ込むと大変なことになるから絶対に行ってはなりません!」と・・・

その後のその子ですか?

あれから毎年2月3日になると、家族は他で泊まるようにしているそうです。

ただ、彼は面白いことを言っていました。
その子は小学生の時からやんちゃな子なのです。
まあ、度の過ぎたいたずらをしたり人をいじめたりと・・・
中学生「僕があまり悪いことをしなかった年には、あばれ方がおとなしいんです・・・」
僕「・・・・(それ、鬼のほうが正義の味方じゃない?)・・・」

世の中には、凡人には理解しがたいことがまだまだ多くあるのだと考えさせられた一件でした。

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