Alexaは、Amazonの説明によると「Alexaはあなたの生活を便利にする音声アシスタント。
「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気のチェック、テレビや照明の操作など様々なことができます。
Alexaで毎日がより便利に楽しくなります。」
とのことで、一時頻繁にCMが流れていました。
関西で不人気なわけ
では、実際どれほど売れているのでしょうか。
Amazonの「Amazon echo」、Googleの「Google Home」をはじめとして、様々なテック企業が続々とスマートスピーカーを発売し、LINEが「Clova Wave」、アリババが「天猫精霊(ティエンマオジンリン)」、Appleが「HomePod」・・・などなどその他いろんなメーカーから出ていますよね。
でも実際の所有率でみると、アメリカが所有率45%に対して、日本の所有率はわずか6%程度にとどまっているという結果もあります。
なんか・・・日本で売れてませんね。
メーカーとしては「その原因はなんだろうか」といろんな方向から検証しているようです。
でもこれ、売れない原因は意外と簡単だと思うのですよね。
そもそも商品を買う時の理由って、家電に関係なく究極的には「それを使っている自分に幸せ感を感じるかどうか」です。
言い換えれば「それを使っている(身に着けている)自分はカッコいいと思える」
「それを持っている(着ている)自分は素敵だ」と感じることかが商品を購入する大きな動機になります。
それは他人がどう思うかも大切ですが、何よりは「自分」の感性が大切なのです。
そこでこのスマートスピーカーはどうでしょうか。
便利なのはわかります。
でも、「アレクサ、今日の天気を教えて」とか「アレクサ、朝によい雰囲気の曲かけて」と言っている姿・・・・
CMでは「僕は一歩進んだ生活してるんだぞい」っていう雰囲気を醸し出したいようなのですが・・・
大間違いなのです。
この姿、特に関西人からは嫌われます。
見ていて軽く腹立たしさを感じるのですね。しかも本能的に。
これ、関東の方には少し理解していただけないかもしれないのですが・・・
「なにがアレクサやねん!イキっとったらあかんで!」
と感じてしまうのは関西人特有のごくこぐ自然の感覚なのです。
※イキる、の関西弁の意味=かっこつける・・・に近いでしょうか。
ですから、この商品を使っている自分は素敵だ、とは真逆の印象を与える商品なので誰もほしいとは思いません。
そしてスマートスピーカーを買ったものの、結局は使わなくなってしまった人の話を聞いてみると「別にアレクサにやってもらわんでも困らないし」と、思ってたほど便利でもなかったということなのですね。
ただ、そんなことを言っている僕ですが、スマートスピーカーの未来はもっと可能性があると思っています。
今は技術的に「少し便利かも」程度ですが、これも技術進歩の過渡期なだけで、もし将来身近なスマートスピーカーが「自分と対話できる」能力を備えていたらどうでしょうか。
複雑なものは無理としても、日常生活レベルの会話は成り立つとします。名前もアレクサ以外に自由につけられて、声も数種類の中から選ぶことができる。
なんかとても身近なものに感じませんか?
AIの進化にともなって定期的にバージョンアップが繰り返され、少しずつ「人」に近くなる・・・
もちろんこれはこれで別の問題も出そうですけれど・・・
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