INORI広場 Blog

僕が石屋をするわけ


よくお客様に「どうしてこの仕事をするようになったのですか」と聞かれます。
僕がスポーツ店を経営していたり、カフェの店長ならあまり聞かれることもないのでしょうね。
それだけ天然石を扱うというのは特殊なのでしょうか・・・
思えば、通りすがりに店をのぞいた方から「こんな商売でやっていけるの?」とか「趣味でやっているのでしょう?」とか言われました。  

ひどいのは、「ここで一体いくら稼げるんだ!」とか、「こんなのが売れるのか?」など言われる方もいまして・・・
まあ、ほっといてんか、です。 

でもまあ、確かに言われることは最もなところもありますけどね・・・
 
僕は学生の頃から、名前の知らない小さなタンブルの石をたくさん集めて本棚に飾っていました。
効能とか石の名前とか全く興味はなく、ただ石の色や表面の様子が好きだったのです。

20年くらい前、本格的に石に目覚め始めたのです。

当時はブレスをしている人も少なく、デザインも無粋なもので、「数珠!」て感じのものしか有りませんでした。宗教的なものでしたね。

自分でブレスを組み始めて、天然石を扱う副業をし始めた頃から、だんだんと石を商売で扱う人たちの様子がわかってきたのです。

一言で言うと、「適当にやっている怪しげな」人が多かったのです。



今でもありますが、やたら金運をアピールして物欲をあおるお店や、金科玉条のごとく、これさえ持てば何でも叶う、みたいなPRをするところ。アラジンの魔法のランプやあるまいし・・・。

よく「ブレスが切れたら捨てなさい。それはお役目ごめんだから」といわれた方、いらっしゃると思います。
そうかな、と思ってしまいますよね。
 
でも僕から言わせれば、大半は糸の劣化など自然の原因のものです。切れたから悪いものでもないし、つなぎ直してダメなものではありません。

もちろん中には霊的なものが影響したな、と思えるものはあります。確実にあります・・・そして持つ人によるケースもね。そのお話は今回は置いておいてですね、お店としても新しく作ってもらったほうが儲けになるのでそのように言うわけです。

えっ?

INORIも商売している以上、儲かったほうがいいでしょう、ですか?

はい。そうではありますが、この行為は行き過ぎると怖いことになることが商売をし始めた頃から気づきました。
この事は後で述べます。

お客様と初対面で、ご自身のことをいろいろとお話される接客業ってそうないと思います。ご家族のことや身体のこと、お仕事の悩みやいろいろ・・・
私たちを信用して下さっているからこそなのでしょう、ワラにもすがる思いで石に期待したい・・・というお気持ちでお話されます。
涙ながらに訴えられる方、普通ではありえない不思議な体験談の数々・・・これらをお聞きすると、こちらも真剣にならざるを得ません。

実は僕自身、この仕事を始めた当初は石の効能というものは半信半疑でした。もともと疑い深いほうなので、本に書いてあるような話をそのまま信じるつもりは無かったのです。
しかし、お客様のお話や経緯をお聞きする中で、「効果」にも法則があることがわかってきました。
今では自信を持って天然石をお勧めできますね。

石の仕入れ業者もかなりの方々と繋がりが出来ました。
でも僕がいつも注意するのは、その方が扱う石の質でもなければ、価格でも有りません。
扱う社長や従業員の顔つきです。

表情を見れば、大体どのようなポリシーで石を扱っているか分かります。
扱う人によって石は変わる、なんていうと「それは勝手な思い込みだ」と言われるかも知れませんが、今までの経験上それはありますよ。
そして、それはお客さまにも伝わるのですね。

INORIに来られたお客様が、「ここはよい気が流れているね」とおっしゃっていただけることが何よりも嬉しいです。
石を扱っている自分達の思いが、お店に、顔に表れることをよく注意しないとなりません。
それによって人も引き寄せてしまうのですから・・・

ある時期経営が厳しくて、店以外でも販売するんだと思い、出張販売を考えていました。



すると、すぐに機会はやってきたのですが・・・・

ある観光地の大きな敷地で、不定期に開催される物販の会場に出ないか、というお誘いでした。

観光バスも誘導して、お土産を求める人たちもそこに集まってきます。
集客の広告も宿泊費用も企画会社持ち。こちらでかかるのは交通費のみという好条件でした。しかし、売り上げの60%が持っていかれるわけです。
百貨店でも30%が相場なのにそれは高い・・・

企画会社の担当者は言います。

「ですから普通に売っていては儲かりませんよ。通常の3倍から5倍の価格をつけてください。布団を売る業者さんだと、お弁当をつけたりして価格を上げています。お宅の商品など、健康に良いとか言っていくらでも付加価値はつけられるでしょう?」

お断りしたのは言うまでもありません。

今思えば、こちらの感情に合う人を引き寄せてくるのですね。
本当に気をつけなければなりません。

2年前から取引しているある女性オーナーの業者さんがいます。、彼女は海外で石を買い付けに行くときに、普通の日本人が入らないような場所まで一人で行ってしまうのです。危険な行為です。

でも危ない目あうどころか、現地の人を友達にして帰ってきます。
石をこよなく愛する人で、石の納品の際にも車の足元やトランクには置かないでいつも座席の上です。扱う商材への気持ちが違うのですね。
そんな人を石が守らないはずはありません。
ですからどこへ行っても大丈夫なのでしょう。

商売で人はごまかせても石は見ています。
いずれすべてこちらに返って来ると思うといい加減なことはできないですね。
管理監督者は・・・実は商品そのものだ、というのも特殊な業種です(笑)

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