夏の酷暑もおさまり、ようやく秋が来たー♪という過ごしやすい季節になりましたね。
僕は、電車での通勤の時は出来るだけ宝塚駅から歩いて店まで行くことにしています。
でも真冬の「宝塚大橋」は風が強くて、これまた「寒すぎ」なんですよね(-_-;)
去年の冬くらいからだったでしょうか、宝塚大橋を渡るときにいつもすれ違う若いカップルがいました。
二人は他に目が入らないくらい、楽しい会話に夢中のようです。
夏が来て、暑さのあまり僕は歩くのをやめました。
通勤ウォーキング
30分くらいの道のりで適度な運動になっていいです。
宝塚歌劇前の「花の道」を通り、宝塚の観光パンフには必ず載る「宝塚大橋」を渡って逆瀬川へとウォーキングです。
過ごしやすい季節には気持ちのよい「歩き」ですが、6月下旬から歩くのはやめました。
暑すぎて・・・(-_-;)
カ ッ プ ル
20代前半のとてもさわやかな男女です。
男の子は少し「はにかみやさん」のような感じ。
でも、にこにこして歩いています。
横を歩く彼女は、たぶん彼の事が大好きなのではないでしょうか。
いつも最高の笑顔です。
そう、いつも。
また彼女の笑顔がいいんですよ。
いつしか僕は、この二人を見るのがとても楽しみになっていました。
朝から幸せ感のおすそ分けをいただいているようで、こちらまで気分が明るくなるのです。
しかしそんなある日のことです。
久しぶりに駅から歩き、いつもの「宝塚大橋」を通りました。
すると前から見慣れた女の子が歩いてきます。
そう、あの笑顔の彼女です。
でも・・一人です・・
彼がいないぞ
どうしたのかな、と思い、すれ違いざまにちらりと彼女を見ます。
彼女の笑顔は完全に消えていました。
この子って・・・真顔はこんな顔だったんだ・・・
真顔を見ることがないくらい、毎朝最高の笑顔だった彼女・・・。
初めて知った彼女の表情に、何とも言えない気持ちになりました。
それからも、ずっと彼女は真顔で一人歩いていました。
そして今日、久しぶりに涼しい朝の中を歩いて店まで来たのです。
途中、「宝塚大橋」を渡り始めたところで、これまた久しぶりに例の彼女とすれ違いました。
やっぱり横に彼はいません。
でも、女友達と一緒です。
あの頃の「最高の笑顔」まではいかないけれど、にこやかに話しながら歩く彼女を見て大きな安ど感を覚えました。
まぁね
いろいろあるよ
若い時は、そのいろいろを存分に楽しんでくださいよ。
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忘れられない気遣い
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