去年父が亡くなって島根へ帰省していた時の話です。
父の場合は病院へ入院していたこともあり、この様子ではあまり長くはないだろうな・・という心の準備はありました。
本当にそばにいてくれている
亡くなってからの初七日までは、バタバタと悲しむ暇がないというのは本当でしたね。
そして49日の法要に、また島根に帰った時のことです。
ずっと父の面倒を見ていた姉が言うのです。
2日前の夜雨やったやろ?
そんな時にな、夜中の2時頃やったかなぁ・・・
突然呼び鈴が鳴るねん!ピンポー-ンって。
真夜中にびっくりするやん。
誰やろ、こんな夜中に。
何かあったのかな、て慌てて出るとな。
誰もいないねん・・・・
僕はこの話を聞いて、父が来てくれていたんだな・・・とすぐに思いました。
ただ、昔からそのような話は一切信じない姉は
ほんまに!真夜中の2時に誰がいたずらしよんねん!
腹立つわー。
とぷりぷりしていました。
いやいや・・それは・・まぁ・・((+_+))
次の日、せっかく田舎に帰ったのだから畑の草刈りでもしてあげないと・・・と思って、草刈り機で草を刈っていたのです。
天気の良くからりと晴れた日でした。
ふと時計を見ると、ダイバーウォッチの内部に細かな水滴がびっしりと入り込んでいて、長針が見えないほど曇っていました。
ダイバーウォッチの内部が曇っているなんて、これ壊れたな・・・と思いました。
でも、あの日から今もきちんと動いていて曇るなんてことはありません。
あの日の時計は何だったのでしょうか・・・
4日間田舎にいたのですが、夜中にトイレの電気がついたままになっている日が3回ありました。
父が生きていた時、よく夜中にトイレの電気をつけっぱなしのままにしていて姉に叱られていました。
父がいない今、電気がついたままになっていたということは姉が忘れたに違いなく、自分だって忘れることあるやんか。
と思って初めは何も思わなかったのですが、3回となると、さすがに姉の消し忘れとは考えられないのです。
その点はかなりうるさい姉でしたから。
亡くなった方は、何か、身内ならそれとわかるいろんなメッセージを残してくれているのですね。
「自分は今もここにいてあなたたちを見ているよ」と。
なんか、うれしいメッセージです。
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