今回はお客さまから聞いた、少し怖いけれど考えさせられた話をご紹介します。
そのお客さまを「玲子さん」としましょう。
玲子さんはお店に来たとき、何かを購入いただいた時はいつも「すべての石浄化をして~」と言って他のブレス類も持って来られます。
その時は、すべてのブレスのお疲れと邪気を払うためにヒーリングチューナーで除霊を行っているのです。
玲子さんの気が敏感なのは知っていましたが、今回お話を伺って、そこまで霊的に敏感だったのだとびっくりしました。
霊が「見える」、「感じる」方だったのです。
人形とのくらし
玲子さんにはお二人お子様がいらっしゃいます。
下の女の子は玲子さんの体質を受け継いで霊体質なのだそうです。
そしてお話の中、お子さんに関わる「日本人形」についてお話し下さいました。
玲子さん「その人形は知り合いからいただいたものだったのですが、【日本人形】って、やっぱりいろいろと念がこもると言うじゃないですか・・・そのようなこともあって、あまり乗り気ではなかったのですよ。
でも家に置いてからは、私自身も人形が気に入って、毎日人形に挨拶をしてから出勤をするようになったのですよ」
と言って笑っていました。
それほど気持ちを込めて可愛がっていたのですね。
それから何年か経ち、家を引っ越しすることになりました。
だんだん引越しの日が近づいてきて・・・
この日本人形はどうしたものか、という話が家族の中の話題になったのです。
その会話は、当然日本人形も聞いています(・・・という表現は変なのですが、事実そうだったのです)
とりあえず、人形は持っていけないから、お寺に奉納しようということになったのですが、近くのお寺ではどこも引き取ってくれるところがなかったのです。
どうしようか、と案じて日々が過ぎました・・
そんなある日、娘さんの夢にその人形が出てきたのです。
想 い
人形は娘さんにこう言ったそうです。
「もしわたしを遠くにやることがあったらあんたを殺してやるからね!!・・・・
でも、あんたのお母さんが死んだ時は私も一緒に棺桶に入れて・・・それなら構わないから・・。」と。
玲子さんは言います。
「当時の娘は小学生の低学年です。その子が『一緒に棺桶に入れる』ということを自分で言うはずがありません。」
また、引っ越しの当日に人形の持ち出しについて息子さんと口論になったのです。
※もともと息子さんは、人形を持っていくことに反対だったようです。
その時、息子さんの耳に「うるさいっ!!」という声が聞こえたので、彼は「なにがうるさいじゃ!」と言い返したそうです。
でも、家族の者は誰も息子さんに「うるさい」などと言った者はいなかったのです。
その声は息子さんだけに聞こえるように人形が発したのでしょうね、とおっしゃっておられました。
いろいろあったそうですが、人形は結局引っ越し先に持って行き、今では令子さんにとって、自分をいつも守ってくれているように感じられるそうです。
そして人形の望むように、といずれは自分と一緒に棺桶に入れるつもりでおられるようです。
この話を聞いて初めはびっくりしましたが、しだいに納得してゆきました。
「念」というものは植物や動物だけに伝わるのではなく、命がないとされる「モノ」にも宿ります。
昔から「モノ」も100年たてば「あやかし」になる、といわれますからね。
しかしこの人形、けっこう気の強い性格ですよね・・・(汗)
なんか一緒に住んでいてちょっと怖い気がするのは僕だけでしょうか・・・・
玲子さんが「だから、子供が大切にしていたものなどを簡単に捨ててはいけませんよ」と言われたのですが・・・
僕の場合・・・そういえば、子供が大切にしていたポケモンやわけのわからないぬいぐるみを簡単に捨ててしまっていたように思います(>_<)・・・。
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