中国の仕入れ、今回は仕入れの時間以外でいろんな場所に行って地元の様子を堪能してきました。地下鉄乗って、たくさん歩いて・・お寺にも行って・・と。
今までは、中国のエネルギッシュさに心惹かれ、目新しさも手伝ってとても魅力的な部分のみにフォーカスしていたように思います。
中国のパワーや生きるエネルギーにおいては、その場のワクワク感は変わらないのですが、生活の環境を冷静に観察すると、彼らと同じ環境に身を置いて自分が働けるか・・となるとそれは難しいですね。
地下鉄はいつも人が一杯です。人口の多さをこんなところでも感じますね。
でも中国で車内の騒がしさに慣れると、日本の「満杯なのに誰もしゃべらないシーンとした車内」に不気味さを感じます。
比較的すいている路線では、地下鉄内でビラを配って歩いている人がいるのに驚きました。ビラに載っているのは、その路線にある飲食店が中心です。
食欲
食事は庶民レベルから、それなりの雰囲気のある店に行きましたが、味のほうは・・うう~ん・・((+_+))。
最も、お金を出して高級店に行くとおいしいものは食べられるのでしょうけれど、それは日常ではありませんからね。
とんでもなくまずいと言う訳では無いのですが、広東地方独特の味と言いますか、匂いといいますか・・・やはり口に合わないものが多いのです。
サラダ一つとってもかなり雑な盛り付けと味です。
野菜炒めなど、絶対に僕のほうがおいしく作る自信ありますね。
そして日本のラーメンはかなりハイレベルだったということがわかります。
これは僕の推測なのですが、中国は人が多いだけあってたいていの飲食店はそれなりに営業出来ているのではないでしょうか。
ですから「味」の競争力が弱いのかもしれません。
しかしそうした味ですが、中国人は日本人以上に「食」に対する意欲は貪欲(どんよく)な気がします。
どこにでも屋台があるのですが、あちらの人はいつでもどこでも必ず何か食べているイメージがあるんです。
串にイカや肉を刺して売っているものを良く見かけます。3本で170円とかなり安いという事もあるのでしょうが、食べるのは普通2~5本くらいと思うじゃないですか。
20本くらい食べています。
これだけで1食分やん!
大体において食べる量も多いですね。
あんなに食べていてどうしてみんな太らないんだろう?そこが不思議でなりません。
中国のお茶や香辛料に何か秘密があるのかもしれません。
ちなみにお茶はハズレないですね。おいしいです。
あと、中国の飲食店の良いところは「残した料理は持って帰れる」ことです。店にパッキンの器が置いてある店が多くて、普通にそれに入れて持って帰れます。
こんな習慣はぜひ日本でも真似をすべきだと思いましたね。
食文化が良くわかるのが、中国語の挨拶の定番として、「もうご飯食べましたか」と言うものがあります。
もちろん本当に食べたかどうかはどうでもよくて、これは日常の挨拶なのです。「元気?」みたいな。
日本にはそういう感覚はありませんよね。
それくらい「食べる」ことの楽しみは大きいみたいです。
だからなのでしょうか、石の買い付けの時間がたまたま相手の食事中だったりすると、普通食事を止めて接客してくれると思いますよね。でもあちらは違います。
接客しません(笑)(天然石市場に限ったことかもしれませんが)。
これマジです。
今となってはもう慣れましたけれども、はじめは、いや、ありえないし、て思っていました。
まぁ、お国柄がわかってくるとほんとその辺も許せるようになるもんです。
生活文化を理解する
よく日本に来る中国人のマナーが悪いと言うことが話題になりますが、それは日本の風習や規律みたいなものから考えると確かにそうなのですが、中国の文化をわかってくるとなるほどそうなんだな、みたいな納得する部分が見えてきます。
例えば、以前のブログでも書きましたが、中国人は声が大きいです。
これは中国人の言葉によるものが原因だと思っています。
わずかな発音の違いで意味が変わる言語を使っている彼からすると、大きな声を出してはっきりと聞き取ってもらわないとならないのです。
ですから普段でも声が大きいです。
それがたまたま日本に来ても普通通り生活していると言うだけなのですね。
特にテンションが上がっているわけではありません…と思います。
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