今年の終わりに書いておきたいこと・・・それはやっぱり「人生は自ら創るもの」です。
失敗を経験すること
その前向きな行動の過程では「失敗」は起きます。失敗なくして遂行したいと思っていても起きてしまう事は避けられないのです。残念ながら・・・
しかし長い目で見ると失敗は単に「経験」に過ぎず、知恵がつくことを思えば「失敗」は「授業」だと考えることができます。
逆を言えば、失敗をしないで賢くなることなどあるのでしょうか・・・と僕は思っています。
親はできるだけ子に辛い思いをさせないような「転ばぬ先の杖」を出してしまいがちですが、それもほどほどにする必要があるな、と思います。
僕も店をオープンしてから様々なことがありました。
何度も騙されましたし、詐欺のような話が舞い込んできたこともあります。売り上げが立たず食べていけないギリギリの時期もありました。
会社勤めの時期だってそれなりの経験をしたつもりでしたが、人間関係などいろいろあっても、とりあえず生活はできるという最低の保証はあったわけです。
自分が本気で力をつけないとならないと「生きていけない」ということは大きな教訓となりました。
「常識」の枠を外れる人間と関わらなければならないことも多々あり、それは甘かった自分の防衛力をアップすることになりました。
おかげで、今では仏の顔で内面を隠した輩も空気感で感じられるようになりました。
まだまだ修行中ですけど。
冒険の旅に出よう
年を取るとつい守りの生活になってしまいがちですが、それでは人生なんのために生きているかわかりません。
ご縁ができて、新しい繋がりがあり、お互いの人生の経験から学べる関係を作っていくことは素晴らしいことだと思います。
そのためにも、僕は「冒険の旅に出ましょう」ということを勧めます。
冒険の旅って、何もドラゴンクエストやファイナルファタジーのようなボスキャラを倒す旅に出ることを言っているのではありません。
いや、少しは似ているかな・・ボスキャラを倒す、ということは、自らの「変えられない殻で覆われた部分」を新しいものにしていくことですから。
新しい習い事をしてみるとか、ボランティア活動に参加してみる、思い切ってリスクを負った旅行をしてみる、人に声をかけてみるなど、何か今まで避けていたものをやってみるのです。
それも一人で。
意外とできる自分に驚いたり、新しい情報を得られたり、利害のない人たちとか関われたりするものです。
そう、ドラゴンクエスでいう「パーティ」になる仲間ができたりします。
勇気はどこで使いますか
職場の人間関係がうまくいっていない場合があるとします。
いやな上司だったり嫌な先輩だったり同僚だったり、動かない部下だったり・・・
悶々とした日々は辛いです。気持ちが晴れないし仕事も面白くなくなりますよね。
それだったらあえて冒険の旅に出てみてはいかがですか?相手に自分が感じていることをストレートに言ってみるのです。もちろんタイミングと状況と言い方は十分すぎるほど気を使わなくてはなりませんけど。
勇気のいることですけれど、意外と状況が好転することはあります。もちろんケースバイケースですが。
もしそれで状況が悪化するようなら「転職」という決断が早くなりますしね。
お店ではさまざまな相談が持ち掛けられますが、自分ではどうにもならないケースは別として、動かないで悶々と頭だけで考えている方は多いように思われます。
動いてしまうと「失敗」や「状況の悪化」を心配しての事なのですが、それも含めて冒険の旅に出てください。
意外と助けてくれる仲間がいることに驚くことになるかもしれません。
それに、旅の数が多いほど人は魅力的になっていくのも事実ですから。
それでは、来年もよき人生のための1年としましょう。
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