前回に引き続いて、中国事情(後半)です。
自転車レンタル
中国市内ではあらゆるところに黄色や赤のレンタル自転車が道路に置かれています。
これ、実はとっても便利なシステムなのです。
使いたい人がスマホで手続きすると鍵が解除される。
乗った時間によって金額が変わります。
目的地に着いたら乗り捨てるわけです。
日本だったら乗り捨てる場所の規制はありそうですが、中国では「どこでもいい」ようです。
そう、どこでも・・
ですから、自動車専用道路でも乗り捨てられてありました。 😡 どうやって降りたんやろ・・・
定期的に乗り捨てられた自転車を回収に来るそうですが、隅々まで管理できるはずがありません。
だからこんな光景もよく見ました。↓
中国の良いところは、「これは良い」「これは便利」と思ったことにとりかかって形にするするスピートが早いことです。
土地や建物などすべて国のものですから可能なのかもしれません。
問題が起きればその時に考えよう、みたいなところがあります。
このレンタル自転車のシステムは、日本でも実施すればいいと思いますね。
食事事情
中国はご存知のように貧富の差が大きいのですが、同じように、食事をとる場所でも安いのから高いのまでいろいろです。
都市部で普通に食べる価格は日本とそれほど変わらないです。
日本で1000円くらいのラーメンなら、中国では800円くらいでしょうか。
マクドナルドも高いし、スターバックスに至っては日本より高いです、
だってコーヒーが600円ですから。
でも、場末の店に入ると安いです。
こんな店ではこのラーメンが200円です。
味は期待してはいけません。(汗)
そして意外だったのが、飲み物の持ち込み自由なのです。
ビールなど好きに飲んでいいのです。なぜ店内で販売しないのか不思議でした。
ビールといえば、バドワイザーの瓶を見つけましたよ。
日本で見ることはないと思います。
あと、コーヒーは4つ星以上のホテルでないとブラックコーヒーは飲めません。
たいていコーヒーには、初めからミルクと砂糖がどっちゃり入っています。
コーヒーに限らずやたら甘い飲み物多いですね。糖尿にならないのでしょうか・・・
食事の事とは関係ありませんが、小学校では「標準語を話しましょう」という掲示が掲げられてあって興味深かったですね。
南は広東語を話す人が多いのですが、地元の人でないと理解できないくらい別の言葉なのだそうです。
そして、広東語はとても難しい言語のようです。
中国語を学ぶ者にとって、一つの単語に4つの音声があるだけでもこんがらがるのに8つの音があるようです。
話している方たち、すごいです・・・
3日目くらいから馴染んでくる
そんな中国、行くたびにわくわくすることが多くて僕は嫌いではありません。
地下鉄は午後4時30くらいからラッシュが始まります。
地下鉄の中はうるさいです。(笑)
皆自由に喋ってますから。
中にはスマホから流れている曲を聴いている者、タブレットで映画を見ている者(音は消していない)もいました。
これからすると、日本の電車内のし~んとした風景は、逆に異様に写るのかもしれません。
それの是非はともかくとして、こんなに良くしゃべり元気な中国人が、なぜサービス業ではあそこまで愛想なくふるまうのかわかりません。
まだ回数を重ねていく必要がありそうです。
中国の技術の進歩や社会の変化の速さには、目を見張るものがあります。
同時に、急変化という熱病に罹り、浮き足立ってさえいるかのような社会を肌で感じることもできます。
さまざまな事件が起きて、初めて、管理、監督、法律などの不備に気づくという側面もあります。
人々も、日本人ではわからない貧富の差の感覚や不平等、国に監視されている規制された中での「自由」で生きています。
そんな人たちの感覚を少しづつ理解できたらと思うのです。
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