人は生きているといろんな障害に出会ったり、辛い思いもします。
場合によっては理不尽な扱われ方をすることもあるでしょうし、職場での人間関係やトラブル・・・
一体この先どうなるのだろう・・・と不安になることがありませんか?
病気などは本当にその典型的なものですよね。
お店に来られるお客さまとお話をして思うのは、皆さん何らかの大変な苦労や経験をされています。
ただ、口に出さないだけです
辛いのは「私だけ」ではありません。
そこで、このような考え方も知っていただけたら、と思って書いてみました。
「知っていただけたら」というのは実は間違いで、「思い出してもらったら」というのが正解なのですが。
スピリチュアルな分野で言うところの「生まれ変わりの法則」ですが、
①この惑星のこの国を選んで来たのは自分の意志であること。
②経験を通して、魂の向上を目的として自ら設定した課題であること。
を思い出してほしいのです。
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自分の周りで、ある問題が起こりました。もしくは現在進行中です。
初めは感情が先立ちますが、落ち着いてくると、その原因となるものを考え出しますよね。
どうしてこうなったのだろうか、と。
事前に避ける方法はなかったのだろうか、と。
ただ、問題によってはこの作業が意外と難しかったりします。
原因が分からない、ということもよくありますから。
※霊的な事が関係していると、まずわからないでしょうから、今回の場合、それは外します。
でもこの場合、「原因」はそれほど問題ではありません。
あのときこうしなければ良かった、とか、こんな風にしていたら・・またはこっちを選んでいたらこうはならなかったかも・・・といった考え方は意味がありません。
済んだことを悔やんでも仕方がない、ということを言いたいのではありません。焦点はそこではないのです。
大切なのは「今 この時」なのです。
次に「同じようなケース」が起こる事があれば、今回の経験からより賢い判断が出来るでしょう。
それはそれで知恵がついたことで良し、として置いておきましょう。
問題を解決したいのは「今」のはずです。
この感情、状況を何とかしたいですよね。
そこで考えてほしいことがあります。
「いったいこの問題によって、私はどんな学びを得ようとしているのか?」と自分に問うてみてほしいのです。
人生に起こること、出会うモノや人が全て偶然ではないことを知っている皆さんです。
それらを総合して「今」抱えている問題の意味を探るのです。
この作業を怠ると・・・つまり問題を避けていると、同じ問題がまたやって来ます。形を変えて。
問題とは、「3回の関門を突破した後に学びを得る」といいます。
問題は潜在意識に刻まれたシナリオに沿って起こることが多いものです。
つまり、3回同じ課題に当たって初めて気がつくものだ、ということなのです。
だから問題が起こった時に、それが自分にどんな学びを得るために起こったのかを考え、はじめにクリアしてしまいましょう。
すると、この課題に対する2番目、3番目の追試はなくなりますから。
言い換えれば、これからの人生で起こるであろう問題を事前に防ぐことができます。
適切な学びを終えた途端、問題は消えてなくなります。
そもそも、この学びをするためにトラブルは現れたのです。
はい。わかっています。
文字で書いているほど思考は単純に行かないことを。
学ぶことはそれほど簡単ではないことを。
「学び」だと理解していても、感情が逆方向に行ってしまうことも。
よく、「人は変えられなくても自分は変われる。自分が変わると人は変わる」と言いますが、本当のニュアンスは少し違っているのです。
自分の考え方が変わると、自分の住む世界ががらりと変わるのです。隣人、家族全てです。
違う世界に移行したと考えてください。
自分が抱えていた問題となる現象はなくなっています。
「問題」を「課題」や「修行」「レッスン」と置き換えると分かりやすいと思うのですが、本当はその課題は生まれ出る前に、自分に課していたものの一つなのですよ。
シナリオを書いておいて自分でそれを忘れているのです。
信じられませんか?
でも、これは真実です。
一度試してみてください。
簡単ではありませんが、確実に効果が現れますから。
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