人は誰でも「気」のエネルギーを出しています。
そして、人に影響を及ぼすのも「気」です。
気をコントロールすることは、普通に生活している私たちには簡単にできそうにはありません。
と言うより、そんなことを考えもしないでしょう。
今回は、そんなことを考えさせられるお話です。
宝塚歌劇の舞台音楽は、皆さんご存知のように生のオーケストラです。
その楽団の中で演奏されている女性、Aさんが久しぶりにお店に来られました。
「もうだめ~」と言いながらふらふらです。
今回の歌劇の出し物の演奏は、Aさんが担当する楽器のソロパートが長く、緊張と責任感でとっても疲れるそうなのです。
それはそうでしょう。
生だから失敗は許されませんし、舞台上では何らかのトラブルは当たり前で、それに合わせて楽団の演奏者は、臨機応変に曲を完璧に合わせてゆくのですから・・・
ましてソロが長いとなると・・・
Aさんが言います。
私の師匠に「もっと楽器と気を合わせてゆくように。そうすれば楽に演奏できますよ」と言われるそうなのです。
楽器と気を合わせる?
何のことを言っているのか分かりませんでしたが、Aさんの説明を聞いてよく理解出来ました。
Aさんは「気を合わせる」ことを何度か経験しています。
Aさんの担当は「吹く」楽器です。
「気」をコントロールできた時には、胸のあたりで大きなエネルギーがボールの塊のように心地よく形づくっているそうです。
そして、その時は体の感覚が唇以外なくなって、体が透明になっている感じなのです。
もっと吹きたい、もっと・・・
もちろん演奏は最高の出来です。
そんな状態では一切疲れを感じないのだそうです。
そんな時のAさんの演奏は、聴くものが引き込まれるような音色なのでしょうね。
この「気」をモノと同一化させることは、スポーツや芸術や創作活動など、一芸に比出る人たちは皆会得しているのではないかと思いました。
走る人は風と体が一つになり、泳ぐ人は水と一つになり、モノを作る人は作品の材料や原料と一つになるように。
しかし残念ながら、その粋に達する方法を教わることも教えることは出来ません。
自ら体で会得するしかないようです。
普段から気の流れを感じたり意識する訓練をすることでより早く感覚がつかめるようになるのではないかと思い、我流ながら瞑想をする時間をとるようにしました。
そんな時に効果があるのがシンキングボールです。
最後に商品の宣伝をさせていただきました(笑)
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