今、天然石では世界から多くのバイアーが集まる場所は広州です。
中国でも広州は、北京、上海、香港、と続く5番目の大都市でモノの流通が大きいところです。
今回思うところあって、中国の現地で直接仕入れをすることにしました。
羽田で乗り換えてついに広州に着きました。
中国・・・ここ広州では、日本との時差はぴったり1時間です。ですから、時計を合わせる必要がありません。
時計から1時間引き算するだけで分かりやすいです。
厳重なセキュリティ
広州の空港は広い。
また綺麗です。
でも、アジアでワースト6番目に入っていたのですが何でだろうなと思いますね。
設備とかサービスがいまいちなんだとか・・・。
僕は普通だと思いましたけどね。
予定より早くついて飛行機を出ると、長い廊下の先に扉があります。
そこで数台、なにやら銀行のキャッシュカードを下ろすような機械が数台設置されているではありませんか。
※画像は検査場とは関係ありません。そんな場所撮ったら2秒で囲まれます(汗)
実はこれ、先月から始まった「指紋検証システム」なんです。
10本の指すべてです!!
海外から入国するもの全員に課しています。
アメリカではすでに設置されています。それを思うと、日本ではまだまだ緩いですね。
軍隊のような出で立ちの係官が、何も知らないでそれを無視して通り過ぎていく旅行者に有無を言わさない迫力でなにやらまくし立てています。
それが終わってパスポートを見せる時にも2度目の「指紋認証検査」です。
それから荷物を受け取った後に、エックス線で通されます。
メチャ厳重。
厳重と言えば、空港にあるエックス検査の設備・・・なんと、中国では地下鉄の全駅に設置されていて、荷物を検査した後でないと改札通れません。
1機に3人ついてますから、人件費と設置代はかなりのもんでしょうね。
あ、これ都市によって違うそうです。
広州の街
まず、広州は暑い。
気温は36度でしたが、日本より湿度が高いのでジメジメ感半端ないです。
夏になると40度くらいになるそうで、あちらの夏は6月から10月までと結構長いんですね。
広州の女の子がかなり短い短パンを履いてる子の多いわけがわかります。
でもこういう南国ムードだからか、人々の気象は穏やからしいです。
あ、他の地域と比べて、ということですが(^^♪
北の地域と比べると町でのクラクションが鳴る音も少ないといいます。
そういわれれば、怒鳴りあう声や地下鉄内で大声で話す人はあまり見かけなかったですね。
1日目はほぼ移動だったので、仕入れは明日からです。
今日はまわりを軽く散策しようっと。
ヤシの実ジュースです。
本物のヤシの実はポカリスエットの様な味ですが、ここではそれにミルクと砂糖を加えたものでなかなかいけました。
200㎖で7元。(126円)
中国の都市のビルはかなり高いです。
僕が泊まったホテルも39階でした。
しかし素人目にも、これらの建物・・・地震には大丈夫かな・・・という感じがあります。
現地の人の話では、中国は地震が無いから心配いらない、らしいです。
いやいや・・・
広州ではかなりのスピードで今も開発が進んでいて、「手抜きしてるんじゃないかい?」といった憶測もあります。あくまで噂です。
大都市を思わせる高層ビルのすぐ裏で人々の暮らしが見れます。
上海や香港なら、地域全体で開発されているのでしょうが、広州は途中なので、新旧入りみだれています。
昔見たカンフー映画に出てきそうな家々はまだあって、サムハンキンポーがランニングシャツで博打うってそうな場所も。
人がいるのであえてカメラは向けなかったのですが・・・
でも、この人々の「生きるエネルギー」はめちゃ強いです。
あの人たちからすると普通なんでしょうけれど。
次のコーナーでは4日間いた中で面白いと感じたこといろいろ書いてますけど、いい意味で中国の人たちすごい!て思います。
生きる力
日本は清潔だしマナーもいいし、規律も守る。
それはとても良いことではあるのだけれど、しかしそれに慣れすぎてしまって、何か非常事態になった時の踏ん張る強さは大丈夫だろうか、て思いました。
自分はどうだろうか、て振り返った時ほんとうにそれを感じます。
日本では、食うものだって賞味期限切れのものどんどん捨ててますし、電車の中でのマナーも行きすぎ感を感じます。
せめてこういう場所へ来ると、本来の生きるがつがつ感をなくさないでおこうと思いました。
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