前回から「気」の敏感な方の特殊なケースを紹介してきました。
覚醒などはまれなケースだとしても、誰でも「気」については経験的に「何かあるぞ」、と感じている方は日々の中でも注意をしていると思います。
思い出したのが、あのイチロー選手が「気」について述べていたことです。
ずっと以前にあった、脳科学者とイチロー選手との対話の記事でした。
イチロー選手は、他人のバットや道具を絶対に触らないように注意しているそうです。
その理由は、彼は自分のバットの先端まで自分の身体の一部分のように感覚がはっきりとあるそうなのです。
それゆえ、他人のモノ(この場合はバットやグローブ)に触れただけでその感覚が薄れてしまい、元に戻すのに時間がかかるそうです。
この話には、霊的に深い意味があると思います。
自分が頻繁に使用する道具や愛着のある品物には、自分自身の霊体の磁気が自然と転写されています。
脳科学者も、よく使用する道具が身体の一部になり得る現象は、猿の実験でも証明されていると発言していました。
どの職業の方でも、自分専用の道具や物があると思います。
「気」を考えると、それを安易に人に触らせたり、自分も他人の物を触ってしまうのは良くないかもしれませんね。
このことから思いますに、木や金属でそうなのですから、鉱物となるとなお深くその人の特質を刷り込んでゆくことになるのでしょうね。
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