子供のころ、父は時代劇が好きだったので自然と僕もそれを視て過ごしました。
なかでも遠山の金さんは、お決まりのセリフの場面を見させたいがために45分間引っ張るわけです。
お裁きで悪い奴がのらりくらりとふざけた言い逃れをする中、金さんの名ゼリフです!
「おうおう、てめえら!」
と言い放ち、がばっ、と片肌をはだけて見せて・・
「この桜吹雪が目に入らねぇか!世間の目はごまかせてもなぁ、てめえの悪事はこの桜吹雪がしっかりお見通しでぃ!」の場面・・・
悪者は驚きとともにがっくりと肩を落とします。
子供の頃・・・いつも思ったものです・・・
「・・んなわけないやろ (#^^#)」と。
金さんが入ってきた時から普通は気が付くやろ、と突っ込みを入れたくなるのです。
まぁ、時代劇はすべて何らかの突っ込みを入れたくなるものが多々ありますが・・・そこはいいでしょう。
さて、大人になった今言えることは、「ふつうは気が付くやろ」は間違いだった、ということです。
そう、気が付きません。
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天然石INORIはショッピングモールに入っていまして、様々な店舗の方たちとお付き合いがあります。
店舗はそれぞれの服装でお仕事をされています。
白衣を着ている薬剤師や診療所の方、制服で受付に座っている総合案内所の方、白のユニフォームで仕事をされているお肉屋さんやコックさん・・・
その方々が、仕事が終わって私服で会ったときに・・・その本人だと気がつかないことが多いのです。
これは僕だけではなく、皆感じているようですよ。
顔をマスクで隠しているわけでもないのにすぐには気がつかない・・・
なんでだろう、と思いました。
ただ服装が変わったくらいでそんなにもわからないものだろうか❔あまりにも注意力無さすぎじゃないか?
いえいえ、たぶんそれは服装だけではなく、人が発する「気」・・が雰囲気まで変えてしまうのだと思います。
仕事モードになったとき人はそれなりの緊張感をまといます。そう無意識に。
それが自然と顔つきや雰囲気に現れるのです。
一例をあげると、総合案内所の受付といえばショッピングモールの顔であるわけです。
その綺麗な女性たちが休日に遊びに来られているときは雰囲気が全く違います。そう、全く・・・
仕事中は気品のある凛とした一方で、休日の顔は穏やかで優しい人柄が現れます。
このような変化はどの店舗の方でも言えますね。
逆に言えば、自分の「雰囲気」を作る「気」をコントロールすることで魅力を上げることもできると思っています。
会社勤めされている方・・特に男性はこのあたり気を付けたほうがいいですよ。
僕が会社勤めをしていた時に感じたことですが、スーツを着ているときはかっこいいのだけど、プライベートの時は単なるダサいおじさん、という人はわりといました。
慰安旅行の時にそれが現れます。
その旅行では、本人の私服のセンスも暴露されてしまうので、慰安旅行はある意味仕事以上に気の抜けないイベントだと思いますね。
話を元に戻しますと、一般に人は毎日のことなので意識をしてませんが、自然と仕事モードの「気」を発しています。
そりゃ、ストレスはたまるし疲れます、って。
ですから、健康のためにもリラックスする時間を意識的に取られることを強くお勧めしますね。
ちなみに、僕の場合はどこで会っても見間違えられることはないみたいです。
毎日好きなことをしているもので、仕事と遊びの境がないのです(^^♪
だから仕事モードもなにもないわけですから、雰囲気が変化しようがないのです(涙)
ま、その代償として「安定」というものもないわけですけれど・・・。
最後にどうでもいいことですが、僕が子供の頃ウルトラマンセブンが大好きで見ていた時に父が言いました。
「なあ、宇宙人は何で地球の中で日本の、それも東京にしか現れないんや?おかしいよなぁ~(^^♪」
ちょっと小ばかにした言い方でしたが、遠山の金さんを毎週見ている親父に言われたくないわ、て思いました・・・・
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