オープン当初からのお客様で、とても霊感が強くて不思議体験をたくさん持っているK君がいます。
以前に書いた「現代 夏目友人帳」に登場している彼です。
当時は青年だった彼も、今では良い大人です。
そんな彼から奇妙な話を聞きました。
怖 い 夢
あのう・・今日は魔除けになる石を探しに来ました。
そこで痛みとともに目が覚める、という繰り返しです。
横でご主人さんも寝ているらしいのですが、ご主人さんが言うには「君がうなされている時はいつも泣いているんだけど・・・」と。
同僚の女性には過去に流産や堕胎の経験はなく、なぜ小さな男の子が出て来るのか、なぜ刺されなくてはならないのか全く分からないと言います。
実は、K君の職場環境の話は以前から聞かされていました。
それが分かっているならば除霊をすればいいではないか、と思うのですが、K君が言うには、そういった話を社長は信じないし、除霊をする費用を出すにも渋る人だから無理だろう、との事なのです。
今回の、お腹を刺される夢をみる女性をSさんとしておきます。
その会社はビルの貸店舗などではなく、一軒の庭付きの家を買い取って事務所と作業場に改造したものなのです。
社長が破格の価格で買い取り、すべて空き家の遺品の整理を自分でしたようなのですが、畳の一部に大きなシミが出来ていたそうです。
また、庭には中かの小さなお墓らしきものがあり、職員の何人かが中型犬が庭にいるのを目撃(犬の霊です)していることから、たぶん犬のお墓ではないかと言われているようです。
そんな環境によく居れるな・・・(-_-;)と思いますが、多くの霊と遭遇してきたK君からすると、そのような姿の霊も「ああ、またか」程度のものなのかもしれません。
職員のある女性・・・Yさんとしておきます。
堕ろさねばならなかった事情はここでは省略しますが、それは気の毒な事ではあるのですが、問題はその後です。
K君「僕は思うんですよ。堕ろされた赤ちゃんが恨んでいるんじゃないか、ってね。」
K君「Sさんの件でわかったのですが、あれはYさんが置いて行った霊だと思います。その子・・・こんなこと言ったらどうかと思われますが・・・とてもいじわるそうな顔をしていたから気になっていたんですよ」
僕「とは言っても、その話をSさんは知らないわけだろう?」
K君は黒曜石を買っていきました。
霊というものは、時代の時系列も人の相関関係もすべて無視して人に憑くことは多々あります。
K君は最後に言っていました。
K君はそう言って店に入ってきたのです。
聞けば、自分のためではなく職場の女性に渡すのだとか・・・
彼はとても困った顔をしていたので、「何かあったの」と聞いてみると、彼の職場ではとても変な事が起こり始めているようでした。
K君の職場の同僚(女性)が、最近ずっと変な夢で悩まされているというのです。
毎晩小さな男の子が出てきて、刃物で自分のお腹を刺すのです。
何度も何度も。

※痛みは実際にあるわけではなく、夢の中で痛みを自覚している、というものです。
そこで彼女は思い余って、普段K君が霊体質の人だと知って相談したようなのです。
事務所や作業場での特定の部屋、また、特定の個所にはまちがいなく霊がおり、近くにいる人は高い確率で体調を壊している、と言った話などを。

Sさんの話から、K君はそもそもの会社環境を詳しく話してくれました。
事務所の過去
古くから居る人から聞いた話だと、その前持ち主は、自己破産で家を手放したそうです。

ひょっとすると、孤独死か何かで遺体がそこに長く放置されていた可能性があったのでは・・・と噂されていたようです。
それだけではありません。K君から衝撃的な話を聞くことになります。
会社の仕事場として使用していない場所で、お風呂場と洗面所があるのですが、そこは気持ちが悪いので誰も入らないそうです。
K君はかつてその場所で、派手な柄のある着物を着た女性がいるのを見たのです。
ただ、風呂場でひっそりと立っていたその女性は・・・
首がなかったのです・・・

さて、Sさんの話に戻りますが、K君は言うのです。
「僕、Sさんがなぜあのような夢を見るのか・・・あれが原因ではないか、と思うものがあるのです」と。
ある職員から聞いた話なのですが、と前置きをして話してくれました。
Yさんは妊娠をしていた時期があり、事情で赤ちゃんを堕ろしたそうです。

供養をするわけでもなく、赤ちゃんの名前を付けてあげたわけでもなくそのまま・・・
僕「でもそれだったら堕ろした母親を恨むだろう、そのYさんは?」
K君「もう辞めました。そして入れ違いに入ってきたのがSさんです」
僕「Sさんはどんな人」
K君「とても優しい方ですよ」
僕「霊は自分の苦しさが分かってもらえそうな人に憑くというからなぁ・・・しかし」
と言う途中にK君が
K君「僕、その男の子を見たんです」
僕「えっ?!」
K君「ほら、以前に事務所でよく小さな子がいるのが見えるって言ってたでしょ?」
そういえば言ってた。
事務所に、なぜか居座っている子供の霊だと思っていた。
僕「そうか・・・その子が事務所に居る霊だとして、やさしいSさんに憑いてしまったのかな」
K君「なんの供養もせず放っておかれた子供は悔しいのでしょうね」

K君「もちろんです」
僕「Sさんにしてみればとんだ『とばっちり』だし・・・とにかく霊はSさんから離れてもらわないとね・・・」
以前に買ったヒーリングチューナーがあるから、それも貸してみる、と言ってました。
「なんで自分に?!」と思っても、霊が勘違いであろうと誤解であろうと、霊がそう思ったからそうなんだ、が事実なんです。
Sさんから離れたとしても、その子を除霊したわけではないので、その事務所には子供や首のない女性がいるわけです。・・・そこはとてもリスクの高い職場だと思うのですが・・・”(-“”-)”。
うちの会社、新しく入った人の試用期間が1か月あって、正規採用になると名刺が渡されるんですよ。
ところが、名刺をもらえる時期になるとほぼ辞めていきます。
だから慢性的な人手不足なんです。
僕思うんですけど、堕ろされた赤ちゃん、名前を付けてさえもらえなかったんです。
名刺・・・つまり、「名前が与えられる」人に対しても何らかの影響を与えていたのではないでしょうか。









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