ショップの移転に伴ってお客様の様子にも変化があります。
他の業種でもそうなのかは分からないのですが、店を移転をすると今までの常連様の半分が来られなくなります。
そうして新たなお客様が増えていただけるのです。
今回で3度目の引っ越しですが、やはり同じ傾向がありますね。
オープン当初
学生の頃、飲食店でバイトしているときに知ったことの一つに「10年経過したら店の改装をする」というセオリーです。
今回の移転でも大きく変わったことは、新たな石好きのお客様が増えたことです。
2008年にショップを始めたころ、店の商品もそろっていなくてお客さんも来なくて・・・
暇だったからできたことですが、店内のド真ん中で5人の男の子が輪になって座り、各自の天然石を持ち寄って品評会をするのです。
その中の一人は高校3年生までたまに顔を出してくれていたのですが、今はどうしているでしょうか。
また、いじめにあっているのだろうと思われる子たちもよく来ていました。
どんな環境にいても一期一会があって、自分に「今」必要な人が現れます。
神様は本当に優しく厳しく手ほどきをしてくれます。
関西ではここ10年くらいの間に、天然石shopはどんどん減ってきていています。
なんだか初心に戻ったようでうれしくなります。
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改装は費用もそれなりにかかる上に、店も休業するのに費用対効果はあるのかなあ、なんて思っていました。
バイトだったので、夕方のお客さんの入りの様子しか分からなかったからそう思ったのですが、実際の効果はあるようです。
飲食店は2件掛け持ちのバイトをしていましたが、2店とも10年くらいを区切りに改装はしていましたね。
特に子供たちの出入りがすごい。(^^♪
以前と違って、ショッピングモールの入口であり明るい店になったからなのか、気楽に入って来やすいのでしょう。
そんな時よく子供たちが遊びに来ていました。
それを僕はそばで眺めながら、たまに石の知識をアドバイスしたりと一緒になって楽しんでいました。
社会人になっている年だと思うのですが・・・
当時の彼ら彼女らの生活に深くかかわることはしませんでしたが、あの子たちにとって天然石のある環境は、落ち着ける空間であったことに間違いないと思います。
ある時期関わる時期があって、ある日ふと来なくなる。
それでいいのだと思っています。
タイミングはいつも遅すぎず早すぎず
皆さんにもね。
当時の僕には商売のイロハも知らなかったので、それを「教えてくれる」人たちがたくさん現れました。
きちんと言葉で商売の気質を教えてくれる人から、僕を詐欺に合わせてだました輩も、結果的に「知恵を付けてくれた人」です。
障害を持ちながらも必死に生きて精神的な強さを教えてくれる人・・たくさんの先生がいました。
いまはこれを学びなさい、とベストなタイミングに先生を送ってくれるのです。
騙されても何も学ばなかったら、2度3度と繰り返し違う先生を送ってよこされます。
今はさすがに賢くはなりましたけれど。
電車に乗っていても、天然石のブレスをしている人は珍しいくらいです。
それだけ天然石の需要が減ったのだな、と思っていました。
でも、「石好きの人たち」は根強くいるのです。確かにいます。
店に来ていただける新しいお客様を見ていると、本当にそう思いますね。
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