先日久しぶりに神社参拝で一日歩き回りました。
知らない場所を歩いていると何かしら発見があってとても楽しいものです。
今回は明石から神戸を回って三ノ宮に戻ってきたのです。
もちろん移動は電車です。
山手のほうへ行けば素晴らしい神社やお寺もあるようですが、今回は沿線近辺にとどめておきました。
始めに「知らない場所」を歩いていたら・・・といいましたが、実はここ明石は、昔毎日通っていた場所なのです。
仕事場は駅近くだったので、もちろんこの海岸べりまで来ることはなかったし、それに当時は神社に全く興味がなかったのでここに有名な神社があることすら知りませんでした。
僕がいたころの明石駅は、整備されているとはいいながらも、まだまだよい意味で田舎くささが残る庶民的なところでしたが、今は駅前開発がかなりの規模で進んでいて、当時の様子を伺い知ることもないくらい近代的な駅街に変わっていました。
場末の飲み屋やお寿司屋などがたくさんあったのですが、その店主たちはどこで何をしているのかなぁ・・・など、15年くらい前のこの思い出深い場所をながめながら考えていました。
転 職
最近は、よくお客さんから「転職」の相談を受けます。
同業への転職ならまだしも、僕のように全く異業種への転職ですね。
年齢も40半ばを超えていて家庭をもち、一応経済的には安定している・・・でもこのままでは・・・というケースですね。
当時の僕は500人近くの生徒を抱える学習塾の責任者でした。
生徒とのよき思い出も数ある中で、業界に居た者だけが知る闇の部分もたっぷりと味わっていて、自分が思うモラル的なこともあり、この仕事を続けるものかどうか考えあぐね初めていたころです。
働く環境もブラックに超が3つくらい付くひどいものでしたが、当時では他の企業も似たようなところもあったのでそんなものかな、とあきらめ気分でした。
それから4年後に退社して夢だった「天然石を扱う仕事」に変わったのですが・・・
収入が激減し、とんでもない生活レベルになりました・・・(-“-)
想定内をはるかに超えていました・・・
起業マニュアルには、理想を言えば3年収入がなくても生活出来る貯蓄はあったほうがいい。
最低でも1年・・・とか書かれてあります。
そう、ものすごく「そのとおり」ですね。
でも、現実はそんな大金手元に用意して起業できる人どれだけいます?
一つの店をオープンするだけで結構な資金がいるのに。
それと今だから言えることですが、そんな余裕をもって事を始めるのがよいのかどうか・・とも思うのです。
「背水の陣の覚悟」が多くを学ばせてくれたことも事実ですから。
その学びは長い間経営の中で影響しつづけます。
でも、転職で独立するのは・・・言ってみれば人生の大博打です。
起業前には時間をかけてかなり準備に準備を重ねました。
しかし運転資金は3か月だけしかできませんでした。
でも、「こんなはずではなかった」とは言わないぞ、と自負していました。
ところが・・・2年目あたりで「こんなはずではなかった」という羽目になってしまいました。( ;∀;)
今から思えば当然でしたけど・・・
生きる目的
そんな中で分かったことがあります。
人が生きるための真理です。
転職というテーマで考えると、転職しようがどうしようが悩んでいても「その人が決めた課題」の道を通るということです。
今世、「このテーマについて学ぶぞ」と決めた課題があり、それに向かって生きているのです。
たいてい皆そのことは忘れて生きていますけど(^^♪
これも参考にしてください「If もしもあの時こうしていたら・・は、ない」
例えば「人間関係で慈愛を学ぶ」という課題であれば、独立してもそれを学ばせるイベントが数多くやってきます。
転職しないで安定して今の会社にいる、と決めても「慈愛」を学ぶ環境がやってきます。
「学ぶ」っていうと綺麗に聞こえますが、それはそれは辛い修業が伴うことも多いです。
だって、スマホにアプリを入れてすぐに起動するように「慈愛」が身につくはずはありませんから。
たくさんの経験を経て「慈愛の精神はこれなんだなぁ」と会得するまでの修行を思うと・・・この「経験」は大きな課題設定なのだろうな、て想像できます。
ですから、いずれにしても課題はやってくるのです。
神様は考えもしないくらい見事な方法で。
その時はわからないでも、後になって振り返ると「あれで来ましたか・・・」とわかるのでしょう。
話をもとに戻しますと、
転職のことですが、「課題」の観点からするとどっちに転んでも楽な道ではないのなら、僕なら好きなことをして修業したいです。
悶々として無駄だと思える時期を過ごして生きたくはないです。
それに、食うに困ってひもじい生活を体験するのと、魂を傷つける嘘を生きる自分に許せない毎日をずーと送るのと、次元は異なりますが「同じしんどさ」なんだと思います。
あとは好みで選んでください、ですね。
それに、行く方向の選択枝があって、AかBか迷っていても自然とどちらかに行くように後押しされますから。
そう、不思議とその方向に導く力が動いているのがわかります。
そう思うと、転職も「来るべき時期がきたんだな」と腹を据えて取り組んでゆけばよいのではないでしょうか。
【読者登録】
読者登録いただける方や配信解除のご希望は下記からお願いします。(配信解除希望の方は、メッセージに「配信解除」とお書きください。)
※ご登録いただきましたメールアドレスは、ブログ配信以外には使用いたしませんのでご安心ください。
※お名前は本名以外でも結構です。
※配信は「inori@ktf.biglobe.ne.jp」からいたします。スマホの方は受信が出来るよう設定をお願いいたします。
※記事へのコメント欄はもっと下にございますので、そちらからお願いいたします。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
この記事へのコメントはありません。