INORI広場 Blog

頑張りたいけどどうしていいかわからない

私たち石を扱う接客業では、好むと好まざるに関わらず、お客様の個人の「事情」に深く入っていくことが多くなります。
そして最近思うのです。
それは、「頑張りたいけど背中を押してもらえないと動けないのです」という人にどう納得できるアドバイスができるのか、ということです。
ストーンを扱っている以上、お客様からすれば石の効果を求めておられることはよく承知の上ですが、しかし、石は単に「補助」する作用しかありません。・・・と僕は思っています。
もちろん補助作用だけでもかなり大きな力はあるわけですけど・・・
要はご自身の行動が大切なわけです。

頑張る種類を変えてみる


ただ、頑張ろう、と言われて頑張れれば何も苦労はないわけで、そこにジレンマが生じるわけです。一時は頑張れても、結局は長続きしないこともよくありますし。
そこで、頑張ってみる方向をあえて変えてみるのも効果があることに気づいたのです。


何か悲しみや痛みを抱えていた時、その悲しみや痛み自体に向き合うのではなく、全く関係なさそうな活動に取り組んでそこで汗を流しているうちに、悲しみや痛みがいつの間にか、和らいでいる、という経験をしたことがありませんか?

これは、「関係のない活動によって悲しみや痛みがごまかされた」というわけではないのです。そうではなく、一見関係のなさそうな活動に取り組む、「その動き自体が心の奥の痛みや悲しみへ、何かしらの働きかけとなった」と考えることができるように思います。

それは結果的に、その人の抱えている何かしらの痛みが不思議と軽くなりやわらかくなって行ったということだと思います。
これは「あなたより、もっと苦しんでいる人がいるんです!」
といわれて、苦しみが軽くなることはありません。
そういう意味ではなく、あなたの大きな勝負、挑戦が、あなたの内なる痛みにも不思議な形で影響したのだろうと思うのです。

勇気は自分の中で波及する


わかりやすい例を出しますね。

ケンカを怖がる少年が、ある日、友だちの名誉を守るために、勇気を振り絞ってケンカを挑み、見事に戦いました。勝ち負けはこの際問題ではありません。
勇気を出せた自分が大切なのです。


そのあと、彼は、ずっと怖くて行けなかった歯の治療に自分から行くことを決意したのです。
それは、単に彼に自信がついた、勇気が生まれたという考え方もできるでしょう。
でも、本当はもっと大きなことが彼の心の中に生まれたのだと思います。
彼の中にあった、何らかの障害物が全く違う「勝負」によって砕かれたわけです。
戦いに向かって行く勇気と、歯の治療の痛みを耐える勇気とは、少し種類が違います。
でも、心の中のふしぎな仕組みが、2つの「勇気」を重ね合わせたのです。

この例は「ケンカ」と「歯の治療」ですが、人それぞれいろんなケースで勇気が生まれる瞬間を経験したこともあるはずです。
マラソンを完走できたことで、仕事を転職する決断をする人もいるでしょう。
英検に合格したことで、ずるずると引きずっていた恋人との関係を整理することができる人もいるかもしれません。

自分の中に生まれた勇気(成功体験と呼んでもいいと思います)が、別の種類の勇気を生むことがあります。
ですから、なかなか行動に移せないで自己嫌悪に陥っているときは、それに関わるのをやめて別の好きな分野で頑張っていくことを始めるのが早道だということもあります。
どうかぜひ試してみてください。

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