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来宮神社の集客メソッドがすごい

地方の神社やお寺では、後継者がいなくて3社を一人の宮司さんが見ているところも珍しくはないと聞きます。
実際に私の地元のところもそんな状態です。
考えてみれば日本の神社はコンビニよりも多いといいますから、確かに後継者不足にもなるでしょう。

昔はその土地の氏神様として祭られていた神社も、その土地に住む人が少なくなると時代とともにすたれてゆくのも無理はないのかもしれません。
それに社を管理する以上、管理費などの金銭は当然かかってくるわけで、そのあたりもなかなか難しいところもあるように察します。

熱海の有名なパワースポット


そんな中、その神社ならではの特色を出してたくさんの人に来ていただこうと努力をしているところも多くあります。

先日たまたま伊豆へ行ってきた帰りに、熱海にある「来宮(きのみや)神社」に行ってきまし
た。


実は全く調べもせずに行ったので何も知らなかったのですが、そこはパワースポットでとても有名なところだったのです。
霊能者の江原さんが、令和になってまず最初に参る神社はここだ!なんて言っておられたようですし。(^^♪
平日なのになぜこんなに人がたくさん訪れるのか不思議に思っていました。

2000年と1500年の樹齢を持つ二本の大木がウリなのですが、単にそれだけが人が集まる要素ではないのだというのがわかりました。

よく考えられたサービス


普通の店舗経営なら当たり前の顧客へのサービスも、神社仏閣業界ではそれがほとんど見られません。お参りする我々もそれを期待していませんからそれはそれで構わないのですが、他の神社がそんなサービス・・・「心くばり」と言い換えましょう・・・があると、やはり知恵を絞っているなあ、と感心せざるを得ません。

かゆいところに手が届くアイデア


境内にはあらゆるところにスマホ立てが設置されている
スナップショットに、と撮りたいときに誰かにお願いすることなくスマホを台に乗せるだけで撮れてしまいます。もちろん一人でお参りに来た方もこれほどありがたいことはありません。
そして、その撮影スポットにも心憎い心配りがあります。
さりげなく人が立つ足元に、枯れ草でハートの形をあしらってあるのですね。
バリアフリー
2000年の樹木が祭ってある場所に行くまでに、たぶん以前なら石段などの階段を上がらないとならなかったと思われます。
それが車いすの方でも来られるように、滑らかなスロープに変えてありました。コンクリートでね。
ただ、これは明らかに人の手が加わった感があるので違和感はありますが・・・。
背もたれ

画像の背もたれですが、これ、実際に乗ってみると意外に楽でその上落ち着くのです。
10分くらい目を閉じていたい感じです。
このアイデアはどこからの物なのでしょうね。
喫茶部もしっかり集客します
2000年の神木を拝んだ後は帰り道となるのですが、3件のカフェを通らないと帰れない道のりとなっています。 種類も和菓子と洋菓子ときちんとすみ分けも出来ています。そして、そのカフェの椅子がふかふかのソファとくれば、お年寄りはまず休むでしょう。
アイスティーが400円という微妙な価格もうまいです!
御朱印
そして御朱印マニアには絶対欠かせない「御朱印」


ここでは当たり前ですが、ただ一つだけの御朱印だけではありません。
4種類きちんと用意されています。(#^^#)
それだけで1200円です。
ここで感心したのは、御朱印帳に直接記入もできますが、紙のものを購入できるように初めから用意されていることです。
これ、御朱印をいただく習慣の無い方はわからないと思いますが、意外とこのあたりの配慮はしない神社のほうが多いです。
紙に書いてください、と言って断られるところもあります。
そして御朱印帳に書いてもらった後、巫女さんが何やら大きめの鈴を出してきて、御朱印帳の上でチリンチリンと鳴らしてくれます。
浄化もしましたよ、ということですね。
このおもてなし、すごくないですか!
お守り購入の営業
そして最後・・・
御朱印をいただいた後、「これは今日の記念です」と言って神社オリジナルのうちわを渡してくれました。
その日は暑かったのでとても助かりました。
そして、御朱印とともになにやら厚手の紙が入っています。

これまたオリジナルの「お守り袋入れ」なのです。
ここに「お守りを買って入れて誰かにあげてね」というさりげない営業メッセージなのですね。
やりますなぁ・・・
何重にも畳み込んで隙の無い営業姿勢・・・
それも全く嫌味がなく、むしろ「ありがとー!また来るでー」と思えてしまうところが見事です。
この姿勢に学ぶところが大いにありますね。

それはともかく、パワースポットを特集するテレビ番組などでたびたび紹介される静岡県熱海市の「来宮神社」。
熱海の地主の神が鎮座し、来福・縁起の神として昔から地元の人々に信仰されているようです。機会がありましたら一度行かれてみてください。

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