INORI広場 Blog

わが家は祇園の拝み屋さん


世の中の目にみえないものとの関わりについて面白い本を見つけました。
「我が家は祇園の拝み屋さん」という小説です。
京都の土産物屋が舞台で、主人公と周りの人々+神様が繰り広げる心温かい物語です。
精霊や神、亡くなった人との関係など、人間模様もからませてとても自然で読みやすくしています。

筆者は5次元以上のことをよく理解しており、霊や神様について、それを普段からどのように接してゆけばいいのかをさらりと説明しています。
登場人物との会話の中でとても自然に、です。
よく、あの世のことや霊的なことについて大真面目に解説している本があります。内容はその通りで良いことがたくさん書かれてあるのですが、わからない世界の内容がガンガン来られてもそれに抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。
実際、そのあたりの話を懐疑的にとらえる方も少なくないはずですし。

でもこの本は重いところが全くないのです。

主人公は東京に住む、普通の女子高校生でした。
ある時期から、突然「人が心の中で思っていることが分かってしまう」能力が開花するのです。透視能力も備わってしまって、とうとう学校に行けなくなってしまいます。
その手の世界については全く信じない厳格な両親に話せるわけもなく、しまいには引きこもりになってしまいました。
いろいろあって、京都の祇園にある祖母がその少女を引き取ります。
祖母の周りにいる人たちは、陰陽道の流れを継承している人であったり、その手の能力と普通に付き合っている人たちですから、自然に少女を迎え入れます。
少女は京都で生活をするうちに、いろんなことを知り、悩み、自分というものに対峙してゆくのです。

電車の中で読んでいて泣きそうになるシーンもあり、かなりやばかったです。
僕がこの本に感情移入してしまうのは、少女のような霊体質で、同じような境遇で悩んでいた方は、お客様に何人もいらっしゃるからなのです。
「いた」というのは、今ではご自身の体質を理解し、受け入れてなんとか生活をしておられます。
なぜかINORIにはそういう方々を引き寄せるようですから、たぶんこれからもそのような方々とたくさんのご縁をつなぐことになるんだと思いますが・・・(笑)

ただこの本の惜しいところは、女性目線で書いているので、登場人物の男が大抵イケメン・・それも半端ない・・が多く、文字からも目の中に星がたくさん描かれているんだろうな、というのが想像できます。
作者の好みなのでしょうね・・・

あと、とてもよく出来ている本なのに、表紙が女子中学性が好みそうなアニメに仕上げられています。
大人だったら、この手の表紙を見てまず買わないと思います。
残念!


そして京都が舞台なので、京都の地理の細かなところ・・・小さな路地の通りや神社、お店などの描写・・が物語の中でよく出てきます。
それを「観光旅行しているみたいで楽しい」と取るか「細かすぎてうっとおしい」と取るか、好みがわかれるところです。
僕は神社めぐりが趣味になった今、もちろん前者ですけど。

興味があればぜひどうぞ。
ちなみに、1巻だけでは少し消化不良になりますから2巻までお読みされることをお勧めします。

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